環境制御概要VAVシステム排ガス処理排水処理外気処理グローブボックス環境試験室02175ラボ内の作業環境が外部環境の変化の影響を受けず、常に一定の環境を維持するためには温度管理だけでなく、湿度条件の要求にも応えた設備が必要となります。恒温恒湿室、低温室、冷凍室などに関する一貫した設計、施工を行います。排出ガスに対しては、大気汚染防止法や悪臭防止法など、特定物質の濃度を規制する法律が適用されることがあります。また、規制適用外となる場合でも、周辺のステークホルダーに配慮して排ガス処理装置を設置するケースが増えています。 排水の規制には、下水道法や水質汚濁防止法などの特定物質の濃度を規制する法律が適用されることがあります。また、使用条件によっては、排水処理装置・流し台・排ガス処理装置等の特定施設の届出が必要になる場合もあります。ドラフトチャンバーなどで室内から排気する場合、ラボ内に必要な給気をしないと、極端な陰圧になり作業環境の悪化を招きます。新規・既存問わず、あらゆる環境に対して適切な給気システムを構築することでラボ内を快適な環境に保ちます。VAV(Variable Air Volume)は、ラボ内の局所排気装置を必要な箇所から必要な量だけ適切に排気が行えるように制御します。ダルトンはさまざまなドラフトチャンバーの運用方法、設備状況に合せて適切なVAVシステムの提案、設計、施工、メンテナンスを行います。ドラフトチャンバーをはじめとする局所排気装置からは、さまざまな特性を有した物質が排出 されます。酸・アルカリから有機溶剤に至るまで、ケースバイケースに対応した豊富な ラインアップを用いて、最適なソリューションを実現します。研究活動により発生する排水には、有害で危険性のある物質を含むものが多く、 法律に基づき排出基準以下に処理を行う必要があります。適切な排水処理を行うことが、 法令を遵守することに加え、施設外の環境を守ることにつながります。グローブボックスは外部と完全に遮断された作業環境を構築し、その中で作業を行う装置です。半導体素材、電池材料、バイオテクノロジー分析等最先端研究に必要不可欠な装置となります。特殊対応も含めたさまざまなご要望に対応が可能です。VAVシステム排ガス処理装置排水処理装置外気処理装置グローブボックス環境試験室適切な施設運用に直結する環境制御ラインアップ
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