182上下サッシの位置を正確に検出するためのセンサで、独自のタイミングベルトにマッチした仕様となっています。ドラフトチャンバーの運転状況を確認したり、運転モードを変更するための操作パネルです。風量低下等、安全に使用できなくなった場合はブザーとランプで使用者にお知らせします。固定サッシとの重なりも考慮した実質有効面積を把握し、ダンパへの運転命令を行います。ACに付属する風量調整ユニットは高度な風量測定技術を塔載しています。風量調整ダンパが内蔵されており、サッシの動きや運転モードによって適切な風量に調節します。高速かつ、高精度な風量制御が可能です。コンビネーションサッシの開閉を検知するセンサがサッシ枠内に内蔵され、横開きサッシの開閉までコントロールします。風量調整ダンパRLシステムの構成[ 精密な風量測定と制御精度 ]エアフローコントローラ(AC)排気ダンパ給気ダンパコンビネーションサッシセンサ上下サッシセンサ操作表示パネル エアフローコントローラ(AC)に付随する風量測定ユニットは、高度な風量測定技術を搭載し、これらの制御とバランスを実現しています。 一般的な差圧による風量測定においては、オリフィスの前後(右図中①・②)の差圧によって風量を測定しています。この方式では大風量時には比較的正確に風量測定が可能ですが、低風量時にはオリフィスの前後(右図中①・②)の差圧が非常に小さくなるため測定誤差が非常に大きくなってしまいます。ACは、オリフィス後(右図中②)と風量調整ダンパ後(右図中③)の気圧の中間値とオリフィス前(右図中①)との差圧により風量を測定しています。これによって大風量から低風量まで高精度の風量測定が可能としています。02環境制御概要VAVシステム排ガス処理排水処理外気処理グローブボックス環境試験室
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