48CASE STUDYQCDの向上を目指し、「くすりづくり」のベストパートナーとして、設備の拡充、プロセス開発力の強化、 技術サービスの向上に取り組んでいます。 同研究棟は、研究開発部門と製造部門の緊密な連携により開発初期や中期段階のニーズに応える ために、有機合成、分析評価などの多彩なファシリティを備えています。研究者同士の知見を交差させる協創エリアも設けられており、多様化し変化する時代に応 じた新たなチャレンジで、笑顔あふれる社会の創造に貢献しています。株式会社片山製薬所 本社・枚方工場 本社棟 2022年に創業100周年を迎えた株式会社片山製薬所は、医薬品原薬・中間体の医薬品開発製造受託機関へとビジネスモデルを進展させるため、2024年8月に本社敷地内に新研究棟を建設しました。 片山製薬所には、創業以来、写真印画紙用薬品、ファインケミカル、医薬品原薬・中間体の受託製造と、事業を展開する過程で醸成された知見と、これらの 技術を使いこなす人材があり、これまで医薬品原薬・中間体を安定供給してきたという信頼を強みとしています。今後も、新たに策定した品質方針を念頭に06明確なコーポレートビジョンを具現化するための新たな研究開発の場01
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