1最上階に設置された化学合成室は、フロアの大半を占める大部屋方式を採用。主に35124649株式会社片山製薬所 本社・枚方工場 本社棟所在地: 大阪府枚方市招提田近1-12-3工期: 建築面積: 466㎡延床面積: 2,305㎡地上6階階数: 株式会社S-プラン設計: 株式会社松村組施工: 2023年7月~2024年8月ドラフトチャンバー、卓上フード、実験台を配置し、メインの研究活動の場として活用している。2コンパクトながらも多様な合成実験に対応できる設備を備えた5階の化学合成室は、隣接する執務室との関係性を意識してレイアウトされ、研究活動の合理化を図っている。3低濃度ばく露対策も兼ねた廃液回収装置付のシンクフードは、合成研究のフローを意識し、島形配置された実験エリアの傍にレイアウトされている。4化学合成室に隣接した分析室はスムーズな分析・評価作業を行うだけでなく、各種分析装置の設置まで視野に入れたプランニングが成されている。5品質管理業務に用いる機器分析室は、分析装置のメンテナンス性を考慮してゾーニングされている。6視覚的ノイズになりがちなドラフトチャンバーの背面バッフル 板をガラス化したパノラマビュー搭載型の ドラフトチャンバーを採用することで、ラボ内のヒューマンエラー低減による安全性向上やコミュニケーション向上を図っている。
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