62ドラフトチャンバーをメインとした個人用設備と分析や洗浄作業などの共用設備が明確に分けられるのが製薬系合成ラボの特徴です。有機溶剤を中心に多種多様な薬品が使用されるため、その発生源において形状や風量が最適化された局所排気装置を設置することが安全面で重要となります。また、作業の利便性を損なわずにコミュニケーションを活性化させる配置や動線計画もひとつのポイントになります。ViewBViewBドラフトチャンバーやシンクフードなどの共用設備(左側の列)の前はメイン動線となることから1.6m以上の通路幅を確保することが理想的です。(本プランでは約2m確保しています)また、個人用設備(右側の列)ではドラフトチャンバーの側面にサイドビューを設置して視認性を高めています。ViewA反応の経過観察のため1日の大半を実験室で過ごすことの多い製薬系合成ラボでは実験室内に事務作業スペースを配置すると効果的です。(本プランではドラフトチャンバー、卓上フードの横に設置しています)VR体験VR体験PLAN製薬系合成ラボ01
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