66高薬理活性物質を扱う実験室では、ばく露度や、ばく露限界区分から導かれた封じ込め性能区分に則った機器や設備を選定する必要があります。合成実験においては作業手順に沿った安全性と作業性の両立が求められるため、計画時における試薬の危険度設定および作業工程の確立とリスク評価がポイントとなります。ViewB粉砕・秤量・仕込み工程において高い安全性を備えた封じ込めアイソレータが採用されます。また、次の工程への移送を含めた連続性を加味し、機器同士をパスボックスで連結するなどの設備計画を行うことが必要です。ViewA反応・抽出・精製工程において一般ドラフトチャンバーの使い勝手に高薬理活性物質の封じ込め性能を付加したケミカルハザード対策キャビネットを選定することが重要です。ViewAVR体験VR体験PLAN高薬理合成ラボ03
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