72一般的に大学の研究室は研究者の密度が高い傾向があるため、作業性と収納力の両立を意識する必要があります。限られた面積でいかに効率的にゾーニングできるかがポイントとなります。また、研究者同士のコミュニケーションに対する要求も高まっているため、計画時には多角的な検討が必要です。ViewAViewB向かい合って研究活動を行う研究者同士のコミュニケーションが図りやすい視認性の高い仕様としています。また、排気設備の制限に関係しないダクトレスフードを有効活用します。ViewA部屋壁側(左側の列)には収納力のあるキャビネット型の実験台を配置し、メインの研究スペースとなる部屋中央(右側の列)には作業性に優れるスチールフレームタイプの実験台を配置しています。ViewBVR体験VR体験PLAN理学系大学ラボ06
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