流動層造粒ニューマルメライザー
形状、カサ密度、粒径といった基本要素の自在性はもちろんのこと、溶解性、崩壊性、細孔分布などの品質特性面での要求にもお応えします
●自動化、無人化が容易におこなえます。
●工程の連続化、複合化、クローズド化が可能です。
●分解、洗浄、組立てが容易におこなえます。
●混合→造粒→乾燥→冷却→コーティングまで幅広くこなすワンマシン・システムです。
●0.05mmから2mmまでの粒径に対応しています。
●当社独自のスリット板により、様々なニーズに最適な転動・流動状態を実現しました。
●撹拌羽根との組み合わせで、少量から大風量流動エアまで、凝集造粒〜重質・球形顆粒など、幅広くかつ自在にコントロールできます。
●ダイヤフラム付きノズルで付着のないスプレーノズルを実現しました。
- 粒径
- φ0.02～φ2.0mm
- 製品形状
- 球状
- 用途例
- 医薬品・食品・化学薬品・健康食品・無機材料
原理
A：充填層に近い状態
スリット板による転動効果が高いため球形に近い顆粒の生成が可能
B：やや空隙のある状態
AとCの中間的状態であり任意な形状に設定可能
C：流動層に近い状態
空隙が多くスリット板による転動効果が低いためポーラスな顆粒が得られる
●下部にあるスリット板から流出する水平気流と回転作用により、粉粒体は中心から外側に向かい壁面に衝突した後上昇して、中心に向かって流動する環状流と傾斜羽根の回転により渦巻流が形成されます。空気速度、羽根の回転速度により、上図の流動モデルに示すように、充填層から流動層に近い環状層渦巻流動を形成させることができます。
●スプレーガンの先端部に付着が起こりにくく、スリット板の目詰り、バグフィルタの目詰り、圧損上昇などといった構造上の問題発生がほとんどないノントラブル構造です。
●運転条件設定、運転結果の記録が可能。PID、プログラム制御が任意におこなえるNQタッチ制御システム搭載です。
●粒径・かさ密度・形状を制御します。
スリット板回転数かさ密度
《ウエットアイ》造粒水分プログラム制御
＜監視・制御＞
水分値・水分上昇速度・水分値維持
＜調整＞
平均径・粒度分布・かさ密度
●粒径・粒度分布・形状をリアルタイムで記録します。
《イメージアイ》
・幾何平均径…………ND50％幾何平均径μm
・粒度分布……………細粒・中間粒・粗粒の割合
・形状…………………長短比・円形度
●造粒過程を画面で見ることができます。
《ウェーブアイ》