粉糖押出造粒設備

設備概要

グラニュー糖を粉砕して造粒することにより、多孔質で顆粒状の砂糖が得られます。
冷たい水にも溶ける即溶性、見かけ比重の一定化、流動性の改善、飛散性の減少等のメリットがあります。
専門メーカーである強みを生かし、「洗浄し易い」特殊仕様を検討、「汚れにくくクロスコンタミネーションが発生しにくい」設備を実現しました。

＜ポイント①仕様変更よる洗浄性向上＞
連続混合機のケーシングを昇降できる仕様にしたことで、今まで困難だった羽根とケーシング間の洗浄が容易になりました。
振動流動乾燥機の内部を清掃しやすいようR加工にしました。
さらに上部フードを自動開閉可能な使用に変更し、乾燥機内部の洗浄が可能になりました。

＜ポイント②設備工夫による洗浄性向上＞
連続混合機→造粒機→乾燥機の間をホースでつなぎ、上部から水で洗浄できるような設備にしました。
直列ラインを組むことにより、輸送機の数を極力減らし、洗浄にかかる時間を削減できます。

＜ポイント③食品向け造粒機＞
崩壊性・溶解性に優れた顆粒が製造でき、接粉部部品の分解・組立が極めて容易です。
また、軸部をエアパージ構造として原料や洗浄水の侵入を防ぎ、清潔に保ちます。

設備フロー