イノベーティブな都市型オープンラボを実現するために

理想的なオープンラボを構築するために最も重要な、室内の“視認性”を確保し、研究者同士の真のFace to Faceを促す開放的な佇まいとしました。
同時に、煩雑になりがちな実験台周りの備品についても、研究者とワークショップ形式で収納の在り方を整理することで、視認性を損なわず十分な収納力のあるアウトプットを実現しました。
研究者同士のコミュニケーションが活性化し、アクティブな研究活動を促進した結果、更なる科学技術イノベーションが加速する環境の構築を目指します。
ダルトンがデザインしたものは単なる実験台ではなく、研究者の新たなワークスタイルそのものです。

●審査員コメント
異分野の知を融合し、イノベーションの創出を促すオープンラボの理想形を実現していると評価した。
異分野の研究者間のコミュニケーションを活性化する開放的な佇まいや、多様で質の異なる研究作業に適応可能なフレキシビリティーの高い備品類のデザインが入念に考えられている。
天井から供給される配管カバーを含め、視覚的ノイズを極力取り除く配慮もうかがえ、極めて高品質な研究環境として完成度が高い。

グッドデザイン・ベスト100とは
グッドデザイン賞は全18カテゴリにグループ分けされていますが、グッドデザイン・ベスト100はそのカテゴリの垣根を超えて、100件のみが選出される、より評価の高い賞です。
今年度は1,400件以上の受賞デザインの中から選出されました。

グッドデザイン賞ウェブサイトより転載

GOOD DESIGN EXHIBITION 2019
会期：2019年10月31日（木）～11月4日（月・祝）　11:00～20:00（最終日のみ～18:00）
場所：東京ミッドタウン各所（東京・六本木）
2019年度グッドデザイン賞受賞展対象が一堂に会する展示会です。
本実験台も実機を展示致しますので、ぜひともsavanna+をご体感ください。