乾燥大型流動層乾燥機(大川原製作所製)
長方形の流動室になっており、被乾燥物は流動室の一端から連続で投入され横方向に浮遊流動しながら順次出口より排出されます。被乾燥物の移動速度、流動状態など操作条件を調節したり、適宜な仕切板を入れることもできます。流動床面積は0.5~18㎡まで段階的に標準化されています。乾燥後の冷却は、乾燥室の後に冷却室を設けることにより乾燥と冷却を連続して行うことができます。連続型でしばしば問題となります材料の大塊(ダマ)は、大川原製作所独自開発の方向性をもつスリット目皿板で、比較的スムーズに排出することができます。
●熱容量係数が極めて大きい
●サニタリー構造が可能で異種材料も同一層内で処理できる
●自由に乾燥時間がかえられる
●塊状物も完全排出できる
●操作性に優れ、メンテナンス性も高い
●扱いやすく、保守もスムーズに行える設計
- 用途例
- ● パン粉
● スープの素
● ふりかけ
● リンゴ酸
● アミノ酸
● 医薬品
● 電池原料
● 防錆剤
● 造粒フェライト