調味料顆粒設備
設備概要
混合調味料の場合は、溶解して使用するため、粉末のままでは継粉になったり、容器への付着や飛散があります。
造粒をすることによりこれらを防ぐことができ、また、表面積を現象させて、吸湿速度を低下させることにより、凝集して塊状になることも防止できます。
<ポイント①省スペース化、残留粉対策>
空気輸送機を使用することで、残留粉が溜まるのを防ぎ、設置スペースの削減が可能です。
空気輸送は、機械輸送より故障などのリスクが低く、メンテンナンスコストの削減につながります。
さらに、空気輸送で原料を自動搬送することで、バッチごとにおこなっていた現場の手作業を減らし、作業員の負担を軽減します。
<ポイント②原料の品質安定>
混合機内の温度管理をおこない、同じ温度環境を保つことにより、長時間の連続運転でも原料品質や物性に影響が出ないようにします。
<ポイント③洗浄性・メンテナンス性>
機械洗浄終了後に機械の排出口を開放し、接続することで上流工程から熱風をいれて乾燥させることを可能にしました。
未乾燥による雑菌の繁殖を抑制します。
装置には大型点検扉を備えてあるため、内部の点検や清掃などのメンテナンスを容易におこなえます。